ご挨拶

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当社は、生活消費関連分野に強みを有する総合商社であり、長年にわたる不動産開発実績を持つ不動産デベロッパーでもある伊藤忠商事のグループ事業会社として2005年2月2日に設立された資産運用会社です。当社設立以降、住宅J-REITのアドバンス・レジデンス投資法人、物流J-REITのアドバンス・ロジスティクス投資法人、総合型私募REITのアドバンス・プライベート投資法人並びに私募ファンドといった、様々な不動産分野の資産運用業務等に携わってまいりました。

さて、2024年11月1日付にて、アドバンス・ロジスティクス投資法人は三井不動産ロジスティクスパーク投資法人(MFLP)を存続投資法人とする吸収合併を実施いたしました。これに伴い、MFLPの資産運用会社である三井不動産ロジスティクスリートマネジメント株式会社(MFLM)に当社の物流J-REIT事業を分割譲渡すると共に、当社がMFLMに一部出資することで、三井不動産と伊藤忠商事グループをダブルスポンサーとする物流J-REITの運用態勢を強化の上、資産規模の大幅拡大による物流J-REITセクター内でのプレゼンス向上や収益基盤の安定強化を図り、当社とMFLMがタッグを組んで、投資主価値の向上に邁進する態勢を整えることができました。2018年9月7日の上場以降、アドバンス・ロジスティクス投資法人へのご支援に心より感謝申し上げますと共に、当社はMFLMを通じて、MFLPにおける物流J-REITの運用を引き続き行ってまいりますので、今後も変わらぬご支援を賜りたく、何卒お願い申し上げます。

アドバンス・レジデンス投資法人並びにアドバンス・プライベート投資法人につきましては、伊藤忠商事グループのスポンサー態勢に一切変更はなく、従来どおり、スポンサーグループが有する総合力を最大限活用することで、着実な資産拡大、物件管理品質の向上を図ると共に、一級建築士事務所登録も行っている当社の有するエンジニアリング機能なども活用し、運用資産の持続的価値向上に鋭意取り組んでまいる所存です。

加えて、伊藤忠グループの企業理念である「三方よし」の精神のもと、ESG分野(環境・社会・ガバナンス)における社会的課題への継続的な取組みが投資主価値向上並びに企業価値の向上のためにも重要であると認識しており、今後も積極的に歩みを進めてまいります。

今後も当社の企業理念でもある「全てのステークホルダーに安心感、信頼感そして期待感を持ち続けていただける存在」であり続けるために、運用態勢を更に高度化し、強化していくことをお約束いたします。

引き続き、ご指導、ご鞭撻を賜りたく、何卒お願い申し上げます。

伊藤忠リート・マネジメント株式会社
代表取締役社長 東海林 淳一